京都の老舗菓子店「俵屋吉富」さんの茶房「茶ろん たわらや」さんのメニューでほっこりしませんか?

更新日:2022年5月29日

「茶ろん たわらや」さんは、京都の老舗和菓子店「俵屋吉富」さんが手がける茶房で、長年続く京菓子の伝統と現代のカフェ文化が融合した癒しの空間です。特に名物の「雲龍」をはじめ、抹茶やあんみつなどの和の甘味を楽しむことができます。周辺には応仁の乱の史跡「百々橋跡」や人形の寺で知られる「宝鏡寺」、表千家の「不審菴」などが立ち並び、歴史的な寺院や史跡が点在しているため、散策の休憩にも最適な場所です。


<外観>

売店と茶ろんの入り口が分かれており、右側の茶ろんの入り口から入ります。 どちらも良い雰囲気で風情ある門構えです。俵が描かれた暖簾を見ると歴史を感じますね。


奥に進むと小さな中庭とテラス席が見えてきます。庭は手入れがとても行き届いておられました。季節ごとの風情も感じられますね。


店内に入ると受付の方が出て来られ、奥へと案内されます。


<店内>

今回は奥の座席に案内されました。中はテーブル席が並び和モダンで設えられていました。お庭も見えて落ち着く雰囲気です。


壁に鏡面が使われていて、空間を広く感じられるよう工夫されています。


<メニュー>

飲み物のメニュー表です。抹茶、煎茶、コーヒーなどシンプルなラインナップです。


老舗和菓子店「俵屋吉富(たわらやよしとみ)」さんの代表銘菓「雲龍」や季節の上生菓子とお茶のセットが左側、右側には「あんみつ」、「クリームあんみつ」、「バニラと抹茶のアイスきなこがけ」などのメニューがあります。

※照明の反射の関係で写真が分かりづらく申し訳ありません。


季節の甘味です。一日限定五食の本蕨餅(ほんわらびもち)や白玉黒糖金時、白玉宇治金時などがあります。白玉黒糖金時と白玉宇治金時は110円追加で好きなアイスクリームをトッピングすることが出来ます。(アイスはバニラか抹茶)

※照明の反射の関係で写真が分かりづらく申し訳ありません。


<お食事>

和菓子(名物の「雲龍」)とお抹茶のセットを頂きました。雲龍の上品な甘みとお抹茶の苦みとの相性が良く、ゆっくりと味わいながら、ホッとするひと時を過ごすことが出来ました。
ちなみに「雲龍」は大粒の丹波大納言小豆で炊き上げた小倉あん、村雨あんを一本ずつ丁寧に手で巻きあげ、雲間を飛翔する龍の姿を表現。七代目「石原留治郎」さんによって作られた銘菓とのことです。代々受け継がれている繊細なお味はとても美味でした。売店が併設されていますので、店内で頂いた和菓子でお気に入りの物があれば自宅用にテイクアウトするのも楽しいですね。


冬季には温かいおしるこも人気で、寒い日にぴったりのメニューです。

京都の歴史と和の文化を存分に楽しめる癒しのスポットです。歴史散策の一環として立ち寄るのもよし、和菓子を楽しむ目的で訪れるのもよし。ぜひ、京都を訪れた際には、この静かで落ち着いた茶房でほっこりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか!


<特徴>

全8席の「茶ろん」。喧噪を離れた静かな空間と素材の特性を活かした甘味が特徴。メニューには一般的な飲み物はじめ、独自の「あん蜜」や「蜜まめ」、「お抹茶セット(生菓子付)」など有り。また「白玉宇治金時」「白玉黒糖金時」といった氷や丹波大納言小豆の「お善哉」、「本蕨餅」など季節毎のメニューも戴けます。


アクセス

 


<基本情報>

住所 京都市上京区寺之内通小川西入ル宝鏡院東町592
アクセスMap
URLhttps://kyogashi.co.jp/store/s_03.php
営業時間 10時00分~16時00分
定休日 火曜日
電話番号 0754110114
駐車場 有(宝鏡寺駐車場内15番(1台))
Jun

京都を中心に史跡巡り、寺社巡り、食べ歩き、旅行などが趣味です。 LCCを使って国内各地への弾丸旅行や海外旅行へ行くことも。 京都散策歴20年、京都検定2級保持。 不十分な箇所も多々あるかと思いますがよろしくお願いいたします。