京都は八坂神社近くにある無碍山房（salon de muge）さんの甘味メニューをご紹介

更新日：2020年6月20日

無碍山房さんは、創業100年を超える老舗料亭「菊乃井」が手がける喫茶で、2017年にオープンしたお店です。八坂神社や円山公園奥の閑静なエリアに位置し、日本庭園を見ながらゆったりと昼食や甘味を味わうことが出来るお店です。三代目店主の村田吉弘さんによる料亭仕込のスイーツが揃っており、予約も出来ます。

＜外観＞

八坂神社の南にある「ねねの道」を東へ向かって奥に進むと到着です。料亭「菊乃井」の前に位置しています。緑豊かな場所ですね。

11時30分からのオープンです。お弁当と各甘味のメニューがあります。14時からは喫茶のみとなります。

＜店内＞

店内に入ると正面に「無碍山房」の字が掲げられています。三代目主人の村田吉弘さんが所持されていた「中川一政」さんの書に由来しているとのことです。

店内はカウンター席とテーブル席で構成されていて、それぞれから日本庭園を眺めることが出来ます。特にカウンター席の床は織部焼のタイルが貼られ、独特の色と風合いがあって、とても趣があります。

カウンター席のテーブルは「バーズアイメープル」でしょうか、味のある木目の無垢材が使われています。

カウンター席からの眺めです。緑が多く豊かでとても癒される景色・空間が広がっています。苔の質感も素敵ですね。春には庭園に美しい桜が咲くとのことで、四季折々の景色を愉しむことが出来ます。

テーブル席側です。店内は山房をイメージされているとのことで、和モダンの造りとなっています。こちら側からも庭園を眺めることが出来ます。

天井の木材のルーバーがとても素敵です。

＜メニュー＞

無碍山房のメニュー表です。

菊乃井本店のデザートも味わうことが出来ます。月替わりで、訪れた時は6月でしたが、「みつ豆」とのことでした。

とても美味しそうなメニューが続きます。

和から洋まで幅広く提供されています。

ドリンクメニューです。

季節のメニューも別紙でありました。訪れた時は6月でしたが、メロンを半玉使用した季節のパフェやかき氷が提供されていました。

＜お食事＞

タルトタタンは、写真上側にある生姜アイスの風味とリンゴのビターな味わいがマッチしてとても美味でした。大人なスーツですね。

濃い抹茶パフェは、夏らしくとても涼やかなグラスで出されてきました。抹茶アイスは最上級の宇治抹茶が使われ、点てて飲むお茶の4倍の濃さだとか。自家製のカステラ、白玉、寒天、小豆とマッチしていて抹茶の風味やコクが存分に生かされたお味でした。

パフェを真上から撮影した写真です。アイス、白玉、寒天などがパンパンに詰められていて、どこから食べ始めようか迷う程です。

訪れた時の季節のパフェは、メロン半玉を使用したとても贅沢なパフェでした。木イチゴやクコの実がアクセントで添えられ、中にはキャラメルのソースが入っていてとても美味でした。ガラスの器や敷かれている葉もとても美しく、涼やかな見た目も楽しませてくれる一品です。

メロンの果肉のボリュームが凄くて食べ応えもあります。四季折々の表情を見せる庭園を眺めながら頂く甘味は本当に格別でした。

京都市内中心部からも近く、本格的なお食事・甘味をゆったりと味わうことが出来るお店です。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか！

＜アクセス＞

＜基本情報＞