更新日:2020年1月11日
村上開新堂さんは寺町通沿いにある京都最古といわれる老舗洋菓子店です。明治40年(1907年)現在の地に西洋菓子舗として創業されました。近年はカフェも併設されています。
村上開新堂の昭和初期に建てられた洋風の建物は、表が木造漆喰の洋館、奥は和の日本建築と、当時では大変めずらしく贅沢な建造物とのことです。板ガラスのドアやカーブを描くショーウインドウ、高い天井や大理石の柱など当時のまま残されており、明治・大正の面影を色濃く残されています。また、店内に飾られた「開新堂」の書は明治の三筆の一人、日下部鳴鶴の揮毫とのこと。創業から現在に至るまでの歴史、お菓子の製法や味などの伝統を守りながら、新しい価値への創作に邁進されています。
※カフェは現在改装中の為お休みされていますのでご注意下さい!!(2024年秋までの予定とのことです)
夜の外観も温かみがあって素敵です。
店内は少し薄暗くてレトロな空間が広がり、クッキーの甘い香りに癒されます。
カフェのメニュー表です。名物のロシアケーキや、シフォンケーキ、フォンダンショコラなどとコーヒー、紅茶のシンプルな構成になっています。
ロシアケーキ(レーズン)とコーヒーです。ロシアケーキが素朴な味わいでとても好きです。フレッシュバターの甘さとしっとりとした食感にほっこりします。子供の頃、家族みんなで作ったクッキーと同じ味わいや雰囲気を感じ、どこか懐かしいあたたかさ感じます。
フォンダン・ショコラも甘過ぎず、大人な味わいでした。
ほうじ茶シフォンケーキはボリューム感がありました。スプーン・フォークは「鍛金工房WESTSIDE33」で製作されたもので、とても味があり素敵です。
カフェはとても静かでほっこりと出来る空間です。中庭のお手入れも非常に行き届いておられます。
コーヒを頂きながら庭を眺めほっこりと、、中庭に小鳥がきてさえずりを聞けたり、木漏れ日を見れたりとリラックスした時間を過ごせます。
奥には二人掛けの席もあります。間接照明が素敵ですね。
茶室をリノベーションしたテーブル席です。和洋折衷の設えがとても素敵です。店員さんが自由に散策して下さいと促してくれましたので、気兼ねなく色々な部屋を見ることができました。
看板メニューのロシアケーキです。昔ながらのやさしい味が特徴です。(上からレーズン・チョコ・マドレーヌと並べています)他にも、柚子ジャムサンド、ぶどうサンドなどの種類があります。
写真はロシアケーキのレーズンです。子供の頃、自宅で家族みんなで作ったような優しい味わいで、懐かしさいっぱいのクッキーです。
手焼きクッキーの詰め合わせです。バニラクッキー、シナモンサブレ、ジンジャーシュガー、杏子ジャムサンドなど、職人さんの手で一つずつ型抜きされています。全11種類程あるようです。
職人さんの手で焼き上げた昔ながらの手焼きクッキー。 11種類ものクッキーが缶にぎっしり敷き詰められています。要予約ですのでご注意を!私の時は2~3か月待ちでしたが、とても美味しいので機会があれば是非購入してみて下さい!
大缶(780g 縦22.0cm×横16.0cm×高さ7.5cm)
小缶(600g 縦21.0cm×横14.0cm×高さ6.5cm)
お日持ち 製造日より 夏期45日 冬期60日(常温)
住所 | 京都市中京区寺町通二条上ル東側 |
アクセス | Map |
営業時間 | 10時00分~17時00分 |
定休日 | 日曜・祝日・第3月曜 定休日 |
電話番号 | 0752311058 |
駐車場 | 無 |
URL | http://www.murakami-kaishindo.jp/ |