右が入口、正面が五葉松です。
宝泉院の受付を終え、山門をくぐると五葉の松が迎えてくれます。頂いた「抹茶券」をどこで渡すのか迷いながらも廊下を進みます。中に入ると、 法要儀式に用いる仏教音楽「声明」 が聞こえてきます。ちなみに、 大原には三千院を挟んで 呂川と律川 という二つの小さな川が流れているのですが、二つの川は声明の呂(呂旋法)と律(律旋法)に因んで呂川(りょせん)、律川(りつせん)と呼ばれています。「徒然草」の作者吉田兼好は「唐土は呂の国なり。律の音なし。和国は単律の国にて、呂の音なし。」と記していますが、呂曲(呂旋法)を律旋法で唱誦するときうまく呂と律の使い分けを出来ないことを「呂律(ろれつ)が回らない」と言い、大原が語源だということを住職から伺いとても驚きました。
玄関で履物を脱ぎ、奥の額縁庭園へ向かいます。
額縁庭園までの廊下沿いにも気になるポイントが沢山。左手の庭園には平家物語で有名な「沙羅双樹」の木が植えられています。花が咲く時期一度訪問したいのですが、なかなか行けておりません、、
中庭の全景です。
室内の窓格子越しに見た中庭の景色です。
つくばいには、時期折々の花が浮かべられていて毎回楽しませて頂いています
やかんが冷やされていることも
各所にいけられている花も美しいです。
室内の全景です。
写真中央にある赤座布団に座って眺める額縁庭園が格別です!
庭園の様子は次のページをご覧ください。