更新日:2020年3月9日
蘆山寺は、紫式部の邸宅があったと伝わる場所にあるお寺で、「源氏物語」はこの場所で執筆されたといわれています。本堂前の庭園は「源氏の庭」と称され、6月から9月にかけて桔梗 (ききょう) の花が静かに咲いています。白砂と苔と桔梗が織りなす枯山水庭園はとても美しく、安らかな気持ちにさせてくれます。
<外観>
京都御所の東側、寺町通沿いのとても静かなエリアに位置しています。
<参道>
参道を進みます。
趣のある石碑に、紫式部の歌碑が書かれています。
室内は、庭園以外の撮影が出来ない為、写真ではご紹介出来ませんが、本尊の阿弥陀三尊坐像などが安置されています。また、写経のスペースもある為、本堂内でゆっくりと写経をすることも出来ます。
<庭園(源氏の庭)>
本堂の南側にある源氏の庭です。白砂に雲を表す苔を配した平安風の枯山水庭園です。塀と高い木々に囲まれ、風や鳥の声を聞きながらほっこりと鑑賞することが出来ます。
中央に舞台があります。座布団が敷かれていますので、座ってじっくりと鑑賞することが出来ます。
庭園はコンパクトですが、お気に入りのアングルを探して動き回りたくなります。また、すぐ西側には京都御所があることもあり、境内はとても静かです。
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