更新日:2023年5月13日
上京区にある、日蓮宗の寺院です。四季折々に変化する庭園が美しく、比較的拝観者が少ない為、静かな時間を過ごすことができます。1年の中で拝観期間が限定されていますので、訪れる際は事前にHPをチェックして下さい。
堀川通を北へ進み、堀川寺之内の次の信号を右折、左手に妙覚寺大門が見え到着です。大門(表門)は、豊臣秀吉が1590年に建築した聚楽第(じゅらくだい)裏門を、江戸時代(1663年)に移築したものと言われています。数少ない聚楽第建築の残存物のひとつとされ、西本願寺の飛雲閣、大徳寺の方丈・唐門などと共に、貴重な歴史建築となっています。
境内の案内図です。
山門の隣には駐車場があります。
コインパーキングタイプになっています。
受付を済まして靴を脱ぎます。 木村英輝さん作の鯉の画が迎えてくれました。
入口付近の天井はとても高く、開放感があります。
順路を進むと個部屋があり、丸窓から庭を眺めることが出来ます。しばらくの間眺めていました。
庭園「法姿園」 に到着。紅葉は木々ひとつ一つがとても美しく、風情があります。
紅葉の時期の庭園です。
新緑の時期、青もみじの庭園も素敵です。
苔と青紅葉、新緑の香りで全身癒されます。
庭園(法姿園)は紅葉・新緑のとても素敵な景色が広がるおすすめの庭園です!比較的観光客の方が少ないため、静かにじっくりと紅葉や新緑を楽しむことが出来ます。庭園は塀や門で区切られていてコンパクトなつくりですが、限られたスペースの中でのわびさびを感じることが出来ます。拝観時期が限定されているため訪れる際はホームページなどをチェックして訪れてみてください!!
日蓮宗の本山で、洛中法華二十一カ寺本山の一つ。山号は具足山(龍華の三具足の一・北龍華)。日実が、妙顕寺から分立して開山に日像を仰ぎ、自らは四世となって開創した。豪商であったという小野妙覚尼の四条大宮の邸宅を寺としたことから、妙覚寺の名がある。その後、二条衣棚へ移転した。天文法華の乱で十二世日兆が戦死し、堂宇も焼失したが、同所に復興された。織田信長は京都に滞在する際、本能寺とともに妙覚寺もたびたび宿所とした。本能寺の変の時は子の信忠が滞在しており、異変を知るや明智光秀を迎え撃つために二条御所へ移動したが、そこで戦死した。その後、豊臣秀吉によって現在地へ移転され、現在の堂宇は天明の大火後の再建。寺伝では、正面の大門は、元は聚楽第の裏門であったという。寺宝に斉藤道三遺言状が伝わる。境内には宗祖日蓮が書写した法華経を納めた華芳塔や、天文法華の乱の犠牲者の供養塔である「天文法難殉教碑」がある。また、少し離れた境外にある妙覚寺墓地には、狩野元信・永徳ら狩野家歴代の墓がある。
住所 | 京都市上京区上御霊前通小川東入下清蔵口135 |
アクセス | Map |
URL | https://www.meguru-kyoto.com/myoukakuji/ |
拝観時間 | 期間限定にて案内有 |
拝観料 | 期間限定にて案内有 |
電話番号 | 0754412802 |
駐車場 | 有(有料) |