更新日:2020年11月22日
光悦寺は、桃山時代から江戸初期にかけて活躍した芸術家「本阿弥光悦」が建てた法華題目堂に始まり、後に日慈(にちじ)が開山となって寺に改められて現在に至ります。本阿弥庵・三巴亭(さんぱてい)・了寂軒・徳友庵などの七棟の茶室があり、有名な光悦垣があります。洛北鷹峯の非常に閑静なエリアにあり、且つ高台に位置しているので、見晴らしがよく、静かにほっこりとしたひと時を過ごすことが出来ます。
<参道>
参道が真っ直ぐに続いています。両脇には木々や苔、土塀・生け垣が整えられており、とても風情のある参道です。この一画から周囲との雰囲気が変わっていきます。
秋の参道も美しく素敵です。
<受付>
参道を奥まで進むと受付があります。
受付です。写真左下のチャイムを押すと、お寺の係の方が出てきてくださいます。拝観料400円をお支払いし、中へと進みます。※茶室内は公開していないとのことです。
<本堂>
受付から後ろを振り返ると本堂があります。残念ながら中には入ることが出来ません。
順路のすぐ上を本堂に続く回廊が走っている為、くぐりながら先を進みます。少し立体的で楽しいです。
回廊を奥から振り返った写真です。(11月下旬)
<庭園>
庭園の道はまるで迷路のようです。
さすが本阿弥光悦が発祥のお寺とあって、細部まで手入れが行き届いておられ、わびさびを感じる建築が続きます。
日本庭園の中を迷路のような道が続き、ワクワクしながら進みます。
<各茶室>
茶室の一つ三巴亭(さんぱてい)が見えてきました。
光悦垣と呼ばれる竹を斜めに組んだ独特な垣根です。
晩秋の光悦垣です。
茶室「大虚庵(たいこあん)」です。
様々な樹木や草花が植えられていますが、どれも手入れが行き届いています。
茶室「了寂軒」です。
本阿弥庵では、軒下に腰かけて休憩出来ます。
庭園の一番南側からは鷹峰三山(鷹峯(鷹ケ峰、たかがみね)、鷲峯(鷲ケ峰、わしがみね)、天峯(天ケ峰、てんがみね)を眺めることが出来ます。
東から、鷹峯、鷲峯、天峯の順で山々がそびえています。
庭園の一番南側では、椅子に腰かけてゆったりと山々を眺めることが出来ます。高台にあるため眺めが良く、山々の美しさがより際立って見えます。
お寺というよりか非常に整った日本庭園で、高台に位置している為眺望が良く、休憩場所から庭園や山々の眺望など様々な景色を静かに楽しむことが出来ます。市内から少々距離はありますが、近くに寄られた際は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか!
<アクセス>
<駐車場>
無料の拝観者専用駐車場があります。
<基本情報>
住所 | 京都市北区鷹峯光悦町29 |
アクセス | Map |
営業時間 | 8:00~17:00 |
拝観料 | 400円 |
電話番号 | 0754911399 |
駐車場 | 有 |