更新日:2020年7月3日
六角堂(頂法寺)は、京都市内中心部、烏丸通と六角通が交差するエリアに位置し、西国三十三箇所の第18番札所になっている古刹です。本堂の形が六角形なのが特徴で、生け花発祥の地ともされ、代々池坊(いけのぼう)の家元が住職を兼ねられています。
山門です。烏丸通と六角通の交差点を東へ進んだところにお寺はあります。市街中心部に位置している為、アクセスが良く気軽に立ち寄ることが出来ます。
境内はコンパクトなため、敷地に入るとすぐに本堂があります。
本堂に近づくと境内の雰囲気とはガラッと変わり、厳かな空気が漂っています。暗い堂内の正面に観音様がおられ、ここが古刹だと実感します。
大型ビルが立ち並ぶ合間に本堂があり、対比の景色がなんとも印象的です。
近くのビルから撮影した本堂です。六角形の形が良くわかります。ビルの合間に位置しているのがなんとも素敵です。
六角形の独特な形状のお堂で、京都広しといえどもなかなか見ない形状です。
五色の幕が色鮮やかで美しいです。
六角堂は、室町時代中頃に専慶(せんけい)をはじめ立華(りっか)の名手を輩出したことで知られ、代々池坊の家元(華道家元 池坊)が当寺の住職を兼ねておられます。平安時代より庶民の信仰を集め、応仁の乱以後、革堂(こうどう)(行願寺)が上京の町堂であるのに対して、下京の町堂として親しまれています。
御朱印はこちらの納経所で頂くことが出来ます。
物販店も併設されています。
納経所内には休憩スペースや売店があります。
手ぬぐいや和ろうそくなどの和雑貨も販売されています。
撮影禁止の為見えませんが、右奥には観音様が祀られています。
本堂前には京都の中心を表すといわれている「へそ石」があります。平安京造営の際、お堂の位置が道筋にあたるので移動したと伝えられていて、その時の名残がへそ石であると言われています。
地元の方が散歩やジョギング、朝のお参りなどで訪れておられ日常に溶けこんだお寺だと感じました。烏丸通からすぐにアクセス出来る古刹です。六角通もお店が多い通りですので、散策がてら是一度訪れてみてはいかがでしょうか!
住所 | 〒604-8134 京都府京都市中京区堂之前町248 |
アクセス | Map |
営業時間 | 6時00分~17時00分 |
納経時間 | 8時00分~17時00分 |
拝観料 | 無料 |
電話番号 | 0752212686 |
駐車場 | 無 |