更新日:2020年7月6日
石水院は、世界遺産の高山寺境内にある明恵上人ゆかりの遺構です。国宝に指定されていて、院内には貴重な資料や像が多数保管されています。簡素で優雅な住宅建築の傑作とされ、後鳥羽上皇の「日出先照高山之寺」の勅願と山岡鉄斎の「石水院」の額を掲げています。
<参道>
神護寺、西明寺を過ぎて162号線(周山街道)を進むと高山寺の表参道の入口が見えてきます。
境内への入口です。周囲は杉の大木が連なっています。
幅広い参道を進みます。灯籠が非常に大きく重厚感があり、あたりは厳かな雰囲気に包まれています。
<境内>
参道を進むと石水院への案内表示が見えてきます。案内に沿って右手に進みます。
高山寺の境内は広大で起伏もあるため、動きやすい服装で訪れた方が快適です。
石水院の入口が見えてきました。
国宝石水院への入口です。案内板が前に出されていました。
<入口>
国宝石水院への入口です。
入口左側に拝観受付があり、中に入ると係の方が出てきて下さいました。拝観料をお支払いし奥へ進みます。
入口横には鳥獣戯画のデザインが入ったグッズなどが販売されています。
<石水院>
渡り廊下を歩き奥へ進みます。奥に見えるのは「善財童子(ぜんざいどうじ)」の像です。
左手にはお茶席の部屋がありました。鳥獣戯画に出てくるようなカエルの人形が置かれていました、可愛らしいですね。
廂の間(ひさしのま)の正面にある庭園です。地面は苔で覆われていて、新緑の緑と合わさり緑色の世界が広がっていました。軒下でしばしボーっと庭を眺めていました。
院内ではお茶を頂くことも出来ます。
石水院の南縁です。前方には北山杉の山々が広がり、美しい景色を眺めることが出来ます。
鳥獣戯画の複製はこちらで拝見することができます。
※ガラスケースの中に収められています。
善財童子(ぜんざいどうじ)像です。
京都市内中心部から少々距離はありますが、神護寺や西明寺と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか!静かな空間にきっと癒されると思います!
<アクセス>
<基本情報>
住所 | 〒616-8295 京都府京都市右京区梅ケ畑栂尾町 |
アクセス | Map |
営業時間 | 8:30~17:00 |
拝観料 | 800円 ※石水院 |
駐車場 | 有 ※11月のみ有料 |