更新日:2021年9月7日
うめぞの茶房さんは、京都老舗の甘党茶屋「梅園」さんの三代目が展開されている甘味処で、あんとフルーツの組み合わせが新しい「かざり羹(かん)」を販売されているお店です。ゼリーのような、水ようかんのような、和と洋が組み合わさったスイーツで、和菓子の新しい可能性にチャレンジされているお店です。
お店は鞍馬口通り沿いにあります。千本通りを北へ進み、鞍馬口通りを東へ進むとお店が見えてきます。※お店の前は西から東への一方通行になっていますのでご注意下さい。
町屋を改装されていて歴史を感じる佇まいです。周辺には「船岡温泉」やカフェ「さらさ西陣」、手打ち蕎麦の「かね井」さんなどが近くにあり見どころの多いエリアに位置しています。
店内1Fの受付カウンターです。入口をくぐると、すぐに店員さんがお出迎えをしてくださりました。満席だった為、一階で待たせて頂きましたが、店員さんの対応がとても丁寧だったためストレスを感じずに待つことが出来ました。
座席は2Fのみで、1Fで先に注文、支払いを済ませるシステムでした。アンティークのショーケースの中にはうめぞの茶房名物の「かざり羹(かん)」が並べられていました。抹茶、こしあん、マンゴー、フランボワーズ、レモン、カカオなど数多くの種類があります。しろあんやこしあんをベースに、寒天とわらび粉と季節のフルーツを組み合わせて流し固めているのだとか。あんの可能性を広げることにトライされています。今回はブルーベリーとほうじ茶を頼みまして、1Fでしばし待たせて頂きます。※テイクアウトも出来ます。
しばらくすると席が空いたとのことで案内して頂きました。階段は町家を改装していることもあり、若干急で少々足音が響く造りです。
2Fフロアです。テーブル席が二つあり、写真奥には壁向かいのカウンター席があります。テーブル席(4人掛け)、テーブル席(2人掛け)、カウンター席(3人掛け)といったコンパクトな構成でした。天井の梁がとても素敵で、木材の風合いやあたたかみを感じられる造りとなっていて、どことなく屋根裏部屋の隠れ家的な雰囲気も感じられます。
テーブル席の上には天窓が。差し込む光が印象的でした。
優しい気持ちになりますね。
カウンター席です。裸電球のペンダントライトがあり、細長い電球が特徴的です。
壁は土壁のような仕上げがされていて、これもまた素敵です。
1Fで注文した際のメニュー表です。かざり羹(かん)はショーケースから選び、
飲み物は写真のメニュー表から選択します
かざり羹(かん)のブルーベリーです。ブルーベリーはとても濃厚でしっとりとした食感でした、あさつきの香りとカシューナッツの食感とも相性が良く、とても美味です。これまで味わったことのない洋菓子のような、和菓子のような新しいジャンルのスイーツです。
ブルーベリーとほうじ茶です。お茶との相性も良かったですよ!!ほうじ茶は二煎目用のポットもお持ちいただけたので、ゆったりとお茶を味わいながら過ごすことが出来ました。
帰りの際は、店員さんがとても丁寧にお見送りしてくださり、「お気をつけてお帰りくださいありがとうございました。」と見送りをして下さいました。最後まで気配りを欠かさない対応で、とても気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。
かざり羹、店内の設え、雰囲気、店員さんの対応、いずれを取ってもとても素敵なお店です!是非一度訪れてみてはいかがでしょうか!!
住所 | 〒603-8223 京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11−1 |
アクセス | Map |
URL | http://umezono-kyoto.com/nishijin/ |
営業時間 | 12:15-18:00(17:30L.O.) ※お店のHPにてご確認下さい。 |
定休日 | 不定休 ※お店のHPにてご確認下さい。 |
電話番号 | 0754325088 |
駐車場 | 無し。周辺のコインパーキングを利用。 |