京都の「さらさ西陣」さんのランチメニューでほっこりしませんか?

更新日:2022年5月13日

さらさ西陣さんは、築92年の銭湯をリノベーションしてカフェとして営業されています。レトロな雰囲気が特徴で、ライブや展示会などのイベントも多く開催されており、多様な世代が集まる交流場所として常に活気づいているお店です。


<外観>

さらさ西陣

店舗外観です。入口の唐破風屋根が立派でまるで文化財の様な佇まいです。とても人気のお店で、いつも開店前から長い行列が出来ています。電話で事前予約が出来るようで、予約の方から優先で入店案内されていました。こちらの建物は「藤ノ森温泉」という近くにある「船岡温泉」の姉妹湯だったとのことで、1999年まで営業されていたとのこと。(カフェとして利用され始めたのは2000年からとのこと。市内で人気の「さらさ」の2号店としてオープンされています。)入口から見て、左が男湯、右が女湯だったとのことです。入口の唐破風屋根の鬼瓦には「藤の森温泉」の文字が書かれています。


<店内>

さらさ西陣

店内の様子です。開店は定刻より少し遅めでしたが、好きな席に案内頂けました。順番きちんと覚えておられ、オーダー取りや食事の提供順を管理されていました。


さらさ西陣

今回は奥の壁側の席に座らせてもらいました。天井の換気口は銭湯時代の名残りのようでした。床の木も使い込まれた風合いと味があります。BGMはサニーデイサービスの「さよなら!街の恋人たち」が流れていてノスタルジックな雰囲気いっぱいです。


さらさ西陣

男湯と女湯を仕切っていた壁が今も間仕切りとして使われています。鮮やかなタイルが印象的で「和製マジョリカタイル」というタイルとのこと。大正初期から昭和10年代頃に日本で生産された多彩色レリーフタイルで、近代イギリス製ヴィクトリアンタイルを模倣したものとのことです。凹凸のレリーフが施されていて、筆で一色ずつ数種類の色釉をのせるなど、製作に手間がかけられていて、この時代のものは今ではとても貴重とのことです。驚くことに営業時は全面に張られていたようです。ちなみに、同じ通りにある船岡温泉も同じタイルが使われています。とても素敵な銭湯ですぐ近くにありますので、是非立ち寄ってみてください。


さらさ西陣

銭湯時代のロッカー札でしょうか、精算の管理札として使われています。


<メニュー>

さらさ西陣

メニュー表です。 名物はトルコライス、他に唐揚げ定食、牛すじカレー、ガパオライスが推されていました。他にも単品メニュー(タコライス・しらす丼・角煮丼・カレーなど)やドリンクやデザートも多数提供されています。


<お食事>

さらさ西陣

名物の「トルコライス」です。開店2組目で入店しましたが、料理提供まで20分程度かかり、若干時間を要していました。トルコライスとは、ピラフとスパゲッティ、トンカツがひと皿に盛られた料理で、長崎市内の洋食店や喫茶店で定番となっている料理です。見た目の通り食べ応えがあり美味でした!これ以外のメニューも全体的にボリュームがあるようです。


さらさ西陣

食後のコーヒーでほっこりとしたひと時を過ごせました。

人気店で待ち時間も伴いますが、映画や雑誌の撮影に使われるなど雰囲気も抜群のお店です!周辺には様々な食べ物屋さんや寺社仏閣もありますので、近くに寄られた際は一度訪れてみてはいかがでしょうか!



<アクセス>


<基本情報>

住所 〒603-8223 京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11−1
アクセスMap
URLhttps://www.cafe-sarasa.com/
営業時間 12:00から22:00
※お店HPにてご確認下さい。
定休日 水曜日
※お店HPにてご確認下さい。
電話番号 0754325075
駐車場