更新日:2022年7月16日
「居様(いざま)」さんは、三井ガーデンホテル新町別邸内にある、和食ダイニングレストランです。市内中心部に位置し、お手頃な価格で本格的な和食のメニューを味わえることが出来る素敵なお店です。(宿泊者以外のビジター利用も出来ます)
<外観>
お店は新町通り沿い(烏丸通りから2本西側の通り)、南北は四条通りと御池通りの間に位置し、アクセスの良い場所にあります。駐車場は無い為、近くのコインパーキングを利用しました。
写真は入口に掲げられているメニュー表です。この日はランチで訪れました。春のおばんざい定食を事前に予約し訪れました。他のメニューには「お造りと天麩羅御膳」写真右下2750円、「そばそうめんと季節野菜の天麩羅」写真左下1250円がありました。品数豊富なおばんざい定食は特に女性に人気とのことです。
格子が徹底して設えられている素敵な店構えです。特に晴れた日は陰影がくっきりと現れるのでより趣きがあります。ちなみに店名の「居様/IZAMA」とは、居様・意様・異様など様々な意味を持ち、ここでしか味わえない料理、空間、サービスを提供する唯一無二の存在であることをお店のコンセプトにしているとのこと。
<店内>
店内の様子です。今回は入って右奥の新町通り沿いの席にご案内頂きました。
格子越しに眺める外の風景も素敵です。ボーっと眺めているとまるで昔の京都の風景を見ているようで癒されました。
店内全体の様子です、大きな真鍮(しんちゅう)のテーブルの席の周りにいくつかのテーブル席が配置されています。デザインは建築家の永山祐子さん手がけたとのことで、漆喰の白い壁など和モダンの世界が広がります。
ホテル側の1Fフロント付近の様子です。お手洗いはこちら側を利用します。中はとてもキレイで庭園の景色は四季折々に変化し趣があります。
<メニュー>
春のおばんざい御膳のお品書きです。小鉢、3段お重、麺類のメニューが記載されています。小鉢に「平野豆富べっ甲餡掛け」というお料理があったのですが、使われている「平野豆富」とは北大路魯山人や白洲次郎が愛した明治創業の老舗豆富店とのこと。防腐剤を使用せず、京都の地下水で手作りされるこの豆富は大豆の甘みが楽しめるとのことです。
<お食事>
木のお盆に、木箱のお重と色鮮やかな小鉢、さくらの花びらの形をした器にお料理が出てきました。
料理の全体像です。春らしい鮮やかな色使いと優しい雰囲気が醸し出されたメニューです。一番上が「そば素麺」、御盆の上側小鉢が左から、「桜餅と花弁百合根」、「桜と蓮の生麩田楽」、「蛍烏賊と九条葱の辛子酢味噌掛け」、「平野豆富べっ甲餡掛け」。御盆の下側のお重が左から、三ノ重「彩桜寿司」、二ノ重「鯖新馬鈴薯焼」、一ノ重「汲み上げ湯葉、出汁巻玉子、三色団子、筍あられ揚げ、青桃密煮、蝶丸レモン煮、菜の花白扇揚げ、葛桜、蛸柔煮」です。圧倒的な品数で、見た目にも楽しく頂くのが勿体ないくらいです。お料理の内容は季節ごとに替わる為、訪れる度新たなメニューに出会えるも楽しみですね。
本格的な和食のお料理・上質なサービスのお店ですが、気張らず日常的に訪れることが出来るお店です。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか!
<アクセス>
<基本情報>
住所 | 〒604-8212 京都府京都市中京区六角町361番 |
アクセス | Map |
URL | http://kyoto-izama-web.com/ |
営業時間 | 6時30分~10時00分 11時30分~14時00分 17時30分~22時00分 |
定休日 | 不定休 ※お店へ事前にご確認下さい。 |
電話番号 | 0752512500 |
駐車場 | 無 |