更新日:2022年7月30日
「半兵衛麸」さんは、元禄2年(江戸時代初期:1689年)に麸屋を始めたことが始まりの麩と湯葉の専門店で、京都でも老舗中の老舗のお店です。茶房のお食事は「むし養い 京麸と京ゆばの点心」のみを提供されています。2022年の4月からふふふ庵というカフェもオープンされていて、新しいお菓子を開発、伝統を受け継ぎながら新たな分野にも積極的に取り組まれているお店です。
店舗正面の入り口です。写真では分かりづらいのですが、洋館と町家が組み合わさったようなとても趣のある建物です。残念ながら訪れた際は改装工事中とのことで、真向かいの仮店舗へとご案内頂きました。
仮店舗営業中の受付は、隣にある半兵衛麸五条ビルの一階での受付となります。半兵衛麩さんがプロデュースする「 Café ふふふあん」がオープンしたばかりということもあり、店内はお取引先様からのお祝いの胡蝶蘭が沢山並べられていました。
半兵衛麩ビルの1Fは物販フロアになっています。「 Café ふふふあん」は3Fにありました。
仮店舗一階の様子です。テーブル席で構成されています。
仮店舗ということで席数はそれほど多くないようですので、事前の予約がオススメです。(予約はお電話にて)
メニューは麸とゆばのお料理「むし養い」のみ。「むし養やしない」とは京言葉で、お腹の虫を養う軽い食事とのこと。料金は 3,850円(税込)です。
コースのスタートです。まず、左上から時計回りに、生麩の時雨煮、酢のもの(麸の細切りにシイタケ、キュウリ、ゴマを和えたもの)、箱型の器にあるのは、生麩の田楽、ご飯、麩饅頭など、左下にあるのは「湯葉と焼き麩の炊き合わせ」です。
続いて出されてきたのは「汲み上げ湯葉」です。大豆のかおりと甘みが引き立っていて個人的には特に好きな一品でした。
湯葉と麩の揚げ物です。麩、湯葉をメインとした料理で徹底されています。
生麩と湯葉のみぞれ、あんかけです。寒い時期には特に美味しそうですね。
器も鮮やかで素敵です。
中は麩の白味噌仕立てでした。
最後にこちらも麩でしょうか、甘味を頂いて終了です。専門店ならではのメニューで、とにかく麩と湯葉を沢山味わうことが出来ます。他店では無いお料理を頂けますので、是非一度予約して訪れてみてはいかがでしょうか!
住所 | 〒605-0903 京都府東山区上人町433 |
アクセス | Map |
URL | https://www.hanbey.co.jp/ |
営業時間 | 10時00分~17時00分 |
定休日 | 水曜日 |
電話番号 | 0755250008 |
駐車場 | 無 ※周辺のコインパーキングを利用 |