京都は西木屋町通にある「喫茶 ソワレ」さんのゼリーポンチメニューでほっこりしませんか?

喫茶 ソワレ

更新日:2023年10月14日

「ソワレ」さんは、昭和23年(1948年)創業の老舗喫茶店で、青色の照明に照らされた独特な空間が広がるお店です。昭和の洋画家東郷青児と創業者が親交があったとのことで、店内の各所に東郷青児らの画が飾られています。他にも芸術家の方による作品が各所に設えられています。


<外観>

喫茶 ソワレ

お店は阪急電車河原町駅を高瀬川沿いに北へ上ったところにあります。繁華街に洋館の建物が突然と現れてきます。京都でレトロな喫茶店は多くありますが、ここは特にレトロ感を味わうことが出来るお店です。


喫茶 ソワレ

店舗正面からの写真です。フランスの田舎の教会をイメージして建てられたのだとか。外壁、建具、庇(ひさし)のレトロな色合いがなんとも素敵です。外壁の彫刻は創業者の友人であった彫刻家の池野禎春が彫られたものとのこと。


<店内>

喫茶 ソワレ

店内の入口付近の様子です。照明の色が青色で統一されています。まるでヨーロッパのどこかのお店にいるような独特の雰囲気があります。


喫茶 ソワレ

薄暗い青色の照明の中を階段を登って2階へと進みます。


喫茶 ソワレ

2階の様子です。こちらも青色の照明が広がっています。壁には東郷青児の画が掲げられています。これらの画は全て直筆で、複製画やシルクスクリーンでは無いとのことです、、貴重な画を拝見することが出来ました。


喫茶 ソワレ

窓側の席に案内してもらいました。高瀬川と木屋町通りを眺めることが出来ます。窓の両端にある葡萄のオブジェもよりレトロ感を醸し出しています。


喫茶 ソワレ

座席はグリーン色で統一されていてこちらもレトロな雰囲気が一杯です。BGMも無く静かに過ごすことが出来ます。


喫茶 ソワレ

お水のグラスにはソワレの文字と画が。東郷青児がソワレさんの為に描かれたものだとか。


<メニュー>

喫茶 ソワレ

メニュー表です。質感と書体が素敵でワクワクしながら開けます。


喫茶 ソワレ

お店の由来が紹介されています。食事だけで無く、絵画や彫刻も楽しめるよう説明書きされていますので、店内を巡りながら過ごすのも良いポイントです。


喫茶 ソワレ

コーヒーの定番メニューからジュースのメニューです。フィーズやウイスキーなどアルコールも楽しめます。


喫茶 ソワレ

名物のゼリーメニューです。五色のゼリーポンチは2代目オーナーの妻が1975年(昭和50年)に考案されメニューに加わったのだとか。


喫茶 ソワレ

アイスクリーム、ヨーグルト、ケーキといった定番メニューが続きます。


喫茶 ソワレ

お水が入っていたグラス、タンブラーなどお土産で販売されています。


喫茶 ソワレ

写真では分かりづらいのですが、期間限定のメニュー「マロンクリーム」のメニューも置かれていました。


<お食事>

喫茶 ソワレ

名物のゼリーポンチとホットコーヒーを注文しました。


喫茶 ソワレ

ゼリーポンチは本当に色が鮮やかで、もはや食べ物では無いみたいです。。


喫茶 ソワレ

グラス、受け皿含めレトロが徹底されているというか、時代考証が徹底されているというか、細部に至るまでのお店のこだわりを感じます。



喫茶 ソワレ

見た目はとてもカラフルなのですが、甘さ控えめでさっぱりと頂くことが出来るお味でした。炭酸は神戸の地サイダーを使われていて、程よい刺激なので幅広い年齢層で楽しめると思います。


喫茶 ソワレ

京都広しといえどもここまで個性的且つ芸術作品を眺められるお店はなかなかありません。人気店ですので混雑していることもありますが、一度訪れてみてはいかがでしょうか!!


<アクセス>


<基本情報>

住所 〒600-8001 京都府京都市下京区西木屋町通四条上る真町95
アクセスMap
URLhttp://www.soiree-kyoto.com/
営業時間 平 日:13:00~19:00(L.O18:00)
土日祝:13:00~19:30(L.O18:30)
※お店のHPでご確認ください。
定休日 月曜日
※お店のHPでご確認ください。
電話番号 0752210351
駐車場