更新日:2024年4月27日
柚之茶屋さんは、「苔の月」と呼ばれる「とろろそば」が有名なお店です。西芳寺(苔寺)や鈴虫寺、地蔵院といった古刹が立ち並ぶエリアにあり、古くからお休み処として利用されています。
<外観>
お店の正面です。京都バスのバス停「苔寺」の向かいにあります。昔ながらの佇まいに趣を感じます。
<店内>
店内の様子です。テーブル席と座敷席で構成されていて、昔ながらのお休み処といった雰囲気で素敵です。
今回は奥の中庭が見えるテーブル席に座らせて頂きました。お天気も良くて気持ちが良いです。
写真左上には右から「苔乃月」と書かれた「書」が飾られていました。創業当時、金閣寺13代の管長さんが名物のとろろそばを食されたところ、西芳寺(苔寺)の池に映る月のようだとのことから「苔の月」という名前が付いたのだとか。飾られている書はその時の管長さんが書かれたものなのかもしれません。
阪急の上桂駅から地蔵院経由で歩いてきたので、しばしぼーっとして休憩です。
<メニュー>
おしながきです。
山芋は京丹波産の最高級品質のものを厳選されているとのことです。美味しそうですね、とろろの注文はマストかな、と考えながらお品書きをめくります。
左側から名代とろろそば(苔の月)、にしんそば、セットメニューと続きます。
麦めしとろろ、ざるとろろそば、ざるそばに加えて、甘味メニューのみたらし団子と続きます。
わらびもち、くずきり、あんみつ、アイス、とベーシックですが、どれも美味しそうなメニューが続きます。
栗入りぜんざい、おうす、わらびもちソフトもあります。甘味メニューも種類が豊富です。
<お食事>
名代の「とろろそば(苔の月)」の御飯セットを注文しました。紫蘇がかかったご飯ととろろそば、お漬物が付いてきます。お蕎麦の器は清水焼とのこと、色合いと質感が素敵ですね。
お蕎麦は丹波産の山芋を使ったとろろと卵黄、海苔、青のり、柚子が入っていて、まさに月を見ているようなお蕎麦です。お味も美味でした。
お店の方が最後にサービスにてわらび餅を出してくれました!驚きましたが、ほどよい甘さと弾力で美味でした!感謝です。
市内中心部から距離のあるエリアですが、西芳寺(苔寺)、鈴虫寺、地蔵院など来られた際は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか!
<アクセス>
<基本情報>
住所 | 〒615-8287 京都府京都市西京区松尾万石町53 |
アクセス | Map |
URL | https://yunotyaya.owst.jp/ |
営業時間 | 月~日、祝日、祝前日: 10:30~16:00 ※苔寺、鈴虫寺の公開時間に準ずる |
定休日 | 不定休 ※お店のHPでご確認ください。 |
電話番号 | 0753814461 |
駐車場 | 無 ※近隣のコインパーキングを利用 |