京都は三井ガーデンホテル内にある僧伽小野（さんがおの） 京都浄教寺さんの朝食メニューでほっこりしませんか？

更新日：2024年5月19日

「僧伽小野（さんがおの）京都浄教寺」さんは、京都の中心部にある三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺の中に併設された、特別な空間です。このホテルは、500年以上の歴史を持つ「浄教寺」と融合した施設で、宿泊だけでなく、地元の方や観光客も利用できるレストラン「僧伽小野」を通じて、伝統と現代が交差する癒しの時間を提供しています。

＜外観＞

お店がある「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」は四条通から寺町通りを下ってすぐのところにあり、阪急四条河原町駅からのアクセスも良い場所にあります。浄教寺自体が平安時代に創建された歴史深いお寺であり、その境内がホテルの一部として利用されていることが大きな特徴です。通常、寺院とホテルが一体となっている施設は珍しく、このような試みは京都ならではの特別な体験です。浄教寺の静けさがそのままホテル内に流れ込んでいるため、滞在中は落ち着いた雰囲気を堪能できます。

入口には和で設えられた看板があります。参道を進みホテルへ向かいます。

＜店内＞

ホテルに入ると、モダンなインテリアにお寺の静謐さが加わった独特の空間が広がります。フロントロビーは白と黒を基調としたシンプルで洗練されたデザインですが、ところどころに書道作品やお寺を感じさせる装飾が施され、現代的な中にも伝統を感じさせる造りになっています。ロビーの奥に進むと、２階に「僧伽小野」があり、朝から訪れることができるのも魅力です。

壁面には書が描かれており、お寺の雰囲気をより醸し出しています。

エレベーターで２階にあがり、「僧伽小野（さんがおの）」の入口へ向かいます。こちらのお店は、ミシュラン掲載店「オーベルジュ僧伽小野」さんの姉妹店なのだとか。

店内の様子です。こちらもロビー同様シックな雰囲気です。

窓側のテーブル席に座らせていただきました。窓からは浄教寺の墓地が見えるため、日常とは少し違った視点からお寺の存在を感じることができます。周囲が静かで、ゆったりとした時間が流れているので、京都の喧騒を忘れ、心を休めるには最適の場所です

＜メニュー＞

朝食のメニュー表です。

「僧伽小野」では、仏教にちなんだ名前が付けられた朝食メニューが提供されています。「紫雲（しうん）」、「光明（こうみょう）」、「青蓮院（しょうれん）」の3種類のメニューから選ぶことができ、どれも心を落ち着かせるような内容となっています。今回は「光明」をいただきました。

＜お食事＞

。このメニューは、鯛と出汁を使ったお茶漬けや胡麻だれで和えた鯛の刺身、野菜の天ぷら、羽釜で炊かれたふっくらとしたご飯などが揃っています。特に鯛のお茶漬けは、出汁の優しい味わいが体に染みわたり、朝から心地よい満足感を得られます。食事はただの栄養補給ではなく、目で楽しみ、舌で味わい、心が落ち着くという、まさに「癒し」の時間です。

写真は鯛のお刺身と出汁、ごはんと薬味でお茶漬けを頂いた様子です。こちも大変美味でした！

「僧伽小野 京都浄教寺」さんは、京都の伝統と現代の快適さが融合したユニークな場所です。朝食だけでなく、昼食や夕食も提供しており、どの時間帯に訪れてもその静かで落ち着いた空間を楽しむことができます。観光で歩き疲れた体を癒すには最適な場所であり、特に朝食のメニューは京都の豊かな食文化を体感できる絶品です。京都を訪れた際には、ぜひ一度「僧伽小野」での特別な時間をお楽しみください！

＜アクセス＞

＜基本情報＞